飲食店経営は“センス”なのか

飲食店を経営していると、 
よく言われる言葉があります。

「経営ってセンスですよね」

確かにそういう一面はあると思います。

お店の雰囲気づくりや、 
メニューの見せ方、 
お客様との距離感。

そういった部分には、 
ある程度の感覚やセンスが関係しているかもしれません。

でも、飲食店を続けていく中で 
僕が思うようになったのは

経営はセンスだけでは続かない

ということです。

飲食店経営には、 
センスよりも大事なものがあります。

それは

続ける力です。

売上が落ちる時期もあります。 
人が辞めることもあります。 
思うようにいかないことも、たくさんあります。

そういう時に

「向いてないかもしれない」 
「もう辞めようかな」

そう思うことも正直あります。

でも、そこで辞めてしまったら 
そのお店はそこで終わりです。

多くのお店を見ていると、 
必ずしも一番センスがある人が 
続いているわけではありません。

むしろ

コツコツ続けている人 
地味な努力を積み重ねている人

そういう人のお店が 
長く続いていることが多いように感じます。

飲食店は、 
一発のアイデアで成功する世界ではありません。

毎日の営業。 
毎日の積み重ね。

その繰り返しの中で 
少しずつお店が育っていきます。

もちろんセンスがあれば 
有利な部分はあると思います。

でもそれ以上に大事なのは

続ける覚悟があるかどうか。

僕自身、 
特別なセンスがあるとは思っていません。

それでも今、 
こうしてお店を続けているのは

ただ単純に 
辞めずに続けてきたからだと思っています。

飲食店経営は、 
派手な世界に見えるかもしれません。

でも実際は 
とても地味で、 
とても泥くさい仕事です。

そしてその積み重ねの先に、 
やっとお店の形が見えてくるのだと思います。

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